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知永古美術館企画展
知永古美術館企画展
the imari -海を渡った華麗な磁器-
会期 2023年4月10日(水)〜2023年8月10日(木)
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、
予約の際にお電話でお確かめ下さい
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
17世紀中頃、肥前の磁器が一時期広く世界に輸出された時代がありました。
中国の内乱によって磁器輸出激減というチャンスを逃さずつかんだのです。
1650年代には東南アジアに。
1659年には、オランダ東インド会社によるヨーロッパ輸出が本格的になりました。
中国の景徳鎮を手本にした染付芙蓉手の皿、日本独自のデザインで柿右衛門様式、赤と金を多用した金襴手様式などヨーロッパの生活にあった器形、器種が作られました。
18世紀に入ると復活した景徳鎮の磁器に価格競争で敗れ、ヨーロッパで磁器生産が広まっていった事などの要因で、1757年に輸出が終焉しました。肥前の磁器は国内向けに市場を開拓する事となります。
第2展示場では佐賀県嬉野市塩田にあった志田窯の江戸後期、幕末のユーモア溢れる染付の大皿、明治の印判、ベロ藍の文明開化文様のお皿など展示しております。
盛りだくさんにお楽しみ下さい。
館長 中村知永子
志田窯
現在の佐賀県嬉野市塩田町志田で江戸後期に中、大皿を多量に生産されました。志田窯の特徴として、皿の表面に白化粧が成されている事。絵文様が明るく気取りない、親しみやすい。例えば馬の目模様、可愛い猫のような虎、富士山など。江戸時代の庶民活力、大衆性溢れる力 。志田焼の魅力を感じて頂けたら幸いです。
美術館レストラン&カフェ「菜茶房」からのご案内
知永古美術館企画展
知永古美術館企画展
彩りの大皿と宴会の器たち展~膾皿・小皿・そば猪口など~
会期 2022年10月18日(火)〜2023年2月12日(日)
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、
予約の際にお電話でお確かめ下さい
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
日本人の食事には、ずっと銘々膳使われていました。
17世紀初期に、オランダ東インド会社が染付の大皿を中国からもたらします。
それが芙蓉手のお皿です。その出会いが、日本の大皿のスタートです。それが寛文年間(1661~73)を過ぎますと、大皿は消えてしまいます。
有田でも、1670年からは、完全につくられなくなります。
そして再び復活したのが18世紀の後半、浮世絵などの江戸文化が成熟してきた時代です。
ターゲットは庶民へ…。あこがれの芝居、料理屋など。長崎では出島の卓袱料理、高知では皿鉢料理が流行します。
大皿は、宴会の器として成立していきました。
今回の展示は大皿の他に、そば猪口・膾皿・小皿なども添えて。
江戸時代ハレの宴を彩った大皿の数々をお楽しみください。厨房では、江戸時代大変人気の奈良茶飯を再現しております。
こちらもどうぞこの機会に是非お越しください。
館長 中村知永子
知永古美術館常設展
古伊万里にみる唐草文様の美 & 浮世絵にみる激動の幕末、明治時代
会期 2022年4月5日(火)〜8月10日(水)
休館日 毎週月曜日、第4火曜日
予約制 お電話で予約お願い致します。
※不定休の場合もありますので、予約の際にお電話でお確かめ下さい。
開館時間 11時〜16時(入館は15時まで)
入館料 600円
民藝運動の父、柳宗悦は、無名の陶工たちをこう讃えました。
「淀みなき線、仕事の早さや又その確かさや、それは一技に腕を磨くお陰である。今時これらの染付を描ける人がいたら一世の天才と仰がれているだろう。無名のそれ等の工人たちに私は尽きない敬愛を送る。‥」
名も無き陶工の手で作られた馴染み深い、人気の唐草文様の器。
古伊万里唐草文様の変遷を中心に
初期伊万里、古九谷様式の器を展示致します。
また幕末明治の浮世絵、蒔絵の美しい印籠、根付けを合わせて展示致します。 盛りだくさんにお楽しみ下さい。
館長 中村知永子
交通のご案内
〒251-0045 神奈川県藤沢市辻堂東海岸1-7-38
- 「JR藤沢駅」下車 さいか屋デパート前バスロータリーより②番「辻堂駅南口」行、または「辻堂団地」行にて「出口」バス停下車 徒歩2分(辻堂小学校手前)
- 「JR辻堂駅」下車 南側ロータリーよりバスで「鎌倉」行、または「鵠沼車庫」行にて「東海岸」バス停下車 徒歩5分