Imari
古伊万里
古伊万里
各種 約三〇〇〇点
1610年代の伊万里磁器の誕生から数えて約300年間にわたる伊万里磁器の発展を大きな歴史の流れとして捉えています。
初期伊万里、古九谷様式、初期輸出色絵、金銀彩、柿右衛門様式、古伊万里様式、明治期作品の染付、色絵の各々の作品類を収集しました。
各様式を分かりやすく、時代分類も理解できるように展示しています。
初期伊万里誕生期から明治期まで
初期伊万里
染付重ね菊花文七寸皿
寛永中~末期(1630~40)
口径:20.5㎝
高台徑:10.0㎝
初期伊万里にはこのような
菊花文がよく出てきます。
古九谷様式
染付鶉二羽文捻り縁七寸皿
承応(1652~54)
口径:19.5㎝
高台徑:14.2㎝
高台徑が広くなり、
目跡はないので上手の器です。
柿右衛門様式
染色絵太古石に梅枝文扇面皿
延宝(1672~88)
横徑:17.0㎝
赤の色も柿右衛門の明るい赤で
描き方も繊細で美しい皿です。
輸出用
色絵打掛の裾を持つ婦人像
元禄(1689~1703)
高さ:57.0㎝
所謂、元禄美人像で
下がり藤花文の着物です。
古伊万里様式
色絵周辺菊花散し見込牡丹文型物鉢
元禄
口径:23.0㎝
元禄期の型物は上手のものです。
表裏は同模様で、丁寧な絵付けです。
古伊万里様式
色絵富士に旅人文大皿
江戸後期
口径:48.0㎝
江戸後半には富士山が真近に眺められる旅は
旅人の憧れだったようです。
交通のご案内
〒251-0045 神奈川県藤沢市辻堂東海岸1-7-38
0466-33-0624
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- 「JR辻堂駅」下車 南側ロータリーよりバスで「鎌倉」行、または「鵠沼車庫」行にて「東海岸」バス停下車 徒歩5分